2013年1月31日木曜日

アムール

今週から期間限定のアムールが始まっています
昨年もご紹介しましたが
このケーキは現在愛知県の長久手でパティスリーハイを営んでいる小崎シェフが
ベルグの4月時代に考案してくれたもの
その後毎年マイナーチェンジを繰り返して
同じ名前でバレンタインデー前の20日間ほどショーケースに並ぶ
貴重なプティガトーです
今年のアムールは♡の飾りにラメがかかって(もちろん食用)キラキラ☆感がアップ
スポイトの中には昨年同様パッションフルーツのソースがはいっています
パティシエたちがこれをスポイトに入れるのですが、簡単なようで至難のわざだそう
LOVE♡のメッセージを書いてみませんか?

2013年1月30日水曜日

パリだよりその2

到着した日と翌日は時おりみぞれまじりの雨が降って傘が手放せませんでしたが
(それでもパリの人はほとんど傘をさしていません)
3日目からは曇り空、
歩いてサンジェルマン・デ・プレのラデュレに
 
こちらのラデュレ・ボナパルト店はマドレーヌやシャンゼリゼ店にくらべて
静かでゆっくりと商品を吟味することができ
サロンドテも広々として落ち着けます
 
ラデュレカラーのディスプレイ
ここでもBOX入りフェーヴが…

そしてこちらのウィンドゥはバレンタインを意識して?か
チョコレートのマカロンがディスプレイされています
 
その後セーヌ右岸に渡ってマルティル通りへ
モンマルトルの丘にむかってのびるマルティル通りrue des Martyus
以前のブログでもご紹介しましたがなかなかのグルメ通り
人通りも多く道の両脇に有名店や人気店が点在しています
セバスチャン・ゴヤール、アルノー・デルモンテル
 
イヴ・チェリス 
パリではこのエルメス色ともよばれているオレンジ色が内装や包材に
よくつかわれているような気がします
ボンボンショコラがたくさん!ひと箱購入
写真はとりませんでしたがすぐ近くにはアンリ・ルルーもありました
こちらはコンフィチュール専門店
内装がとっても私好み
コンフィチュールも、春、夏、秋、冬と分けられていて
興味あるものはスプーンで試食させてもらえます
反対側の棚にはチョコレートやミルクのジャム、はちみつもたくさんの種類がそろってました
昨年オープンしたばかりとか
その名もLA CHANBLE AUX CONFITURES…ジャムのお部屋
まよった挙句、小粒の苺とアプリコットのコンフィチュールを買いました
ランチのあとはモンマルトル通りからパッサージュを抜けて
9号線のメトロの駅まで歩き、レパブリックへ
10分ほど歩くとちょっとおしゃれな外観のジャック・ジュナンに到着します
店内は広々として窓とロゴが一体化していて素敵
内装もジュエリーショップやブティックのような感じで
ショコラが整然とならんでいます
奥のサロンドテで休憩
 
こんなに広いのにヴァンドゥースは(このときは)2~3人しかおらず
ショップのお客様がきれてやっとオーダーをとりにきてくれました
ケーキは3種類
テイクアウトはなくてサロンでのみいただけます
パントリーは上階にあるようで
中央のらせん階段をトレイをもっていったりきたり
天井も高いのでヴァンドゥースも体力勝負?
でも優雅にのぼり降りしていました
さすがパリジェンヌ
ここのところベルグの4月でも凝って試作しているア・ラ・ミニッツのミルフィーユをオーダー
バニーユとショコラをひとつずつ
お値段もサイズも日本の倍近くありましたが美味しくいただきました
ボンボンショコラもおまけについていたのでお得かも
 
ゆっくり休んだあとはギャラリーラファイエットで食品をのぞき
マドレーヌへ
ここはフォーション、エディアール、ラデュレなど有名店が集まっています
どちらもバレンタインを意識したウィンドウディスプレイ
エディアールの巨大な♡は
バレンタイン用(たぶん)にデザインされた真っ赤な紅茶の缶を
縦横に組み合わせてつくられていました
マドレーヌ寺院近くの雰囲気のある小道
一番奥にはひっそりとショコラティエのパトリック・ロジェが…
日本のパティスリーは外からでは中々商品をみることができませんが
パリでは通りに向かってお菓子を並べていたり…しかも生菓子!
お菓子そのものやギフトBOXをウィンドウディスプレイしている店がほとんどなので
中にはいらなくても十分楽しめました
 
今回他に食べたスイーツetc.***
必ず一度は立ち寄るサンルイ島のアイスクリーム屋さん
ベルティヨン
寒さもなんのその…というわけにもいかずゆっくりサロンドテで*
約2年ぶりでしたがグラスとソルベの本日のメニューがない!とおもったら
壁に電光掲示板で表示されていました
グラスとソルベをそれぞれ3種類ずつオーダーして…
ピスターシュ・スペキュロス・キャラメルブールサレ
パッションフルーツ・マンダリン・ペーシュ
どれも期待を裏切らない美味しさでしたが
とくにマンダリンが抜群!やっぱり今の季節ものだからでしょうか
厨房からも柑橘系の強い良い香りがただよってきていました 
ラ・パティスリー・バイ・シリル・リニャックのエクレール2種と
タルトレットシトロン(左から2番目の四角いケーキ)
パリに着いてからずーっと食べたいと思い、物色?し続けていたタルトレットシトロン
見た目もおしゃれですがとっても美味
よかったー、満足満足
 
ゴントラン・シェリエのサンドイッチ
朝食におとずれたのでまだ種類が少なく、パン・オ・ショコラを食べていたのですが
帰る頃、こんなバンズが4種類ほどできあがってきて
テイクアウトし、歩きながら…すみませんこんな食べかけ画像で
カレー風味のパンにたっぷりのサラダとチキンがサンドしてあって食べ応え十分でした
 
 
 レストランのランチでのデセールと小菓子
…写真を撮り忘れたものも多々ありもちろんこれだけではないのですが
よく食べ、歩いて充実した毎日でした
ボナペティ!

パリだよりその1

日曜日の早朝帰国しました
今回はパリだけの滞在で時間があるかなーと思っていたのに、あ、という間の5日間
オルセー美術館とエッフェル塔にのぼったことをのぞいては
ほとんどの時間をお菓子やさんめぐりなどに費やしました
それでも街歩きだけで十分満足する場所
セールの時期で店はどこもにぎわっていましたが
全体的には静かでゆったりとした時間が流れていました
 
初めてi-Padを持参し、ブログの更新に挑戦しましたが
画像の加工など不慣れなことが多く、編集をしているうちに初日のブログが
新たな日付で更新されてしまったりと、途中で挫折、
あらためて訪れた店々をご紹介したいと思います
 ピスタシェリー?なんのお店?
なるほど、ピスターシュの専門店
日本ではまず見たことがありません
 
モンマルトルのアルノー・ラエール、
サンジェルマン・デ・プレ、ピエールマルコリーニのすぐ先に支店を発見!
最近できたのではないでしょうか
道をはさんだコーナーにはジェラール・ミューローが
 ショーウィンドウにはガレット・デ・ロワ、フェーヴが指輪!
別のコーナーのディスプレイは紅白のマカロンがこんな風に…
バレンタイン?新年用でもよさそう
 
ショーウィンドウにアントルメがディスプレイされてます
日本ではあまり…というかほとんどみない光景
ジェラールミューローのアントルメの仕上げはとってもきれいです
お店のデコレーションはまだクリスマス…かな?
パリでは結構クリスマスデコレーションがいまだに残っていました
その先、ダ・ヴィンチ・コードにも登場するサン・シュルピス教会を過ぎたところには
ピエール・エルメ
相変わらず楽しい装飾です
 
rue de Rennesにでてしばらくいったところを右にはいると
お気に入りのショコラティエ、ジャン・シャルル・ロシューがあります
 
帰国前日の夜にも立ち寄って、スタッフへのおみやげを買いました
オーナーは日本の新宿伊勢丹で開催されているサロン・ド・ショコラにでかけており不在
帰国の翌日が最終日だったので訪れたのですが、会場で会うことができました
 
そこから老舗のデパート、ル・ボン・マルシェの食品館、
ラ・グランデピスリー・ドゥ・パリに立ち寄り…
ここはお菓子ばかりでなくフランス国内はもちろんのこと
世界中から集められた食材がところせましとならんでおり
何時間いてもあきることがありません
お惣菜や生鮮食料品も豊富
 
その付近には最近日本でも話題の
ラ・パティスリー・デ・レーヴ、
 
 ユーゴ・エ・ヴィクトワールなど興味あるパティスリーが目白押しです
オリジナルのフェーヴでしょうか
アクセサリーのようなBOXにはいってディスプレイされていました
そこからル・ボン・マルシェにもどってrue de Rennesへ向かう通りに
老舗のパリエがあります
老舗といってもリノベーションがされていて
包材も統一された感じで古さを感じさせません 
有名なガトーバスク、1週間の賞味期間とのことでしたので購入しました
伝統菓子のひとつです
 
さらにメトロのSaint-Placide駅方面へ向かうと
昨年オープンしたというコロロバがあります
サロンドテがあったので見学方々休憩しました
通りからのぞいただけではギャラリーのようで最初は間違えたかな?…と
喫茶スペースもこんな感じで新鮮!
左手にうつっているのがショーケースで、その上のガラス張りの奥に厨房があります
ショーケースも今までみたことがないようなデザイン
店名の意味をヴァンドゥースに聞いたところ
マルチカラー…とのこと
なんとな~くわかるような…
 
食べたのはこのプティガトー、紅茶のポットも赤あり黄あり…マルチカラー
おとなりのフランス人カップルのポットは南部鉄瓶のような…
とにかく店づくりが斬新で今回の滞在で訪れたパティスリーの中で
一番印象に残ったお店でした
 
ホテルから徒歩圏内のセーヌ川左岸で訪れたパティスリー、
気がつくとメトロで5駅分くらい歩いていました
東京以上にメトロが入りくんでいるパリ市内ですが
その気になれば意外と歩いて回れるくらいの大きさがまた街のひとつの魅力です
 

2013年1月26日土曜日

長い一日

日曜日、閉店間際にホームページを更新し、
いったん家にもどって夕食をとり、お風呂に入ってから羽田空港へ
日付が変わって月曜日の深夜離陸、12時間のフライトの後
早朝、雪のシャルルドゴール空港に到着しました
ネットで予約していたアパートメントホテルに着いたのは8 時近く…まだ真っ暗!
幸いすぐに部屋にはいることができたので、
荷物をほどいてから、ようやくあかるくなってきた街へ繰り出しました

まずは、近くのカフェでpetit dejeuner
シンプルながらもどれもおいしくてパリにいることを実感
その足でメトロに乗って目的のひとつ、ブラガールにいってきました
ヴァンドゥースのエプロンを購入するために…
もう10年以上前1枚だけ購入したソムリエ用のタブリエ、
とても使い勝手がよいのでその2年後に数十枚、刺繍もいれてもらって
全員が着用しています
お店においてある刺繍のサンプル帳にもしっかりとベルグの4月のロゴが保管されていて感激、
追加も3回目。担当してくれるスタッフもいつもの…もう33年も勤めているという女性
スムーズに事がはこび、金曜日の午後にはうけとれるよう、手配してくれました

ランチはクスクス

そして午後はもうひとつの目的であった、レアールのMORAへ道具類を受け取りに。
日本からメールで発注していたのでこちらも問題なく購入できました
このために大きなスーツケースを空でひとつもってきたのですがかなりの量、
もうどこにも寄ることができず、ホテルに帰ってきました
夕食の時間にはまだすこしあるけど…ここで寝てしまっては時差ぼけまっしぐらに
日本を出発してかれこれ24時間、機内でもほとんど寝なかったので
長い一日となりました
睡魔と戦いながらブログを書いています

2013年1月24日木曜日

ジャックジュナン

またまたよく歩いた一日でした
近くのブーランジェリーに朝食の買い出しから始まって
ラデュレボナパルト店やジョセフィーヌベーカリーを見ながら
オルセー美術館にむかいます
ここには偉大なる印象派の画家たちの名画が美術の教科書さながらにあつまっており
何度行っても見飽きることがありません
 
夕食にビストロを予約していたし、ケーキも食べたかったので昼は軽めに…と
モンマルトル近くrue des MartyrsにあるYoomで飲茶
このマルティル通りが思いもかけずグルメ通りでとってもにぎやか
Sebastien Gaudard、アンリルルー、ショコラティエのイヴ・チェリス、
コンフィチュールの専門店やアルノーデルモンテルをはじめとするブーランジェリーetc、
特に調べたわけでもなく訪れたのに大きな収穫がありました
その後9号線のメトロの駅まで散策し、リパブリックにでてお目当てのジャックジュナンへ
ゆったりとしたサロンドテでミルフィーユをいただきました
 
サロンドテでしか食べることのできないミルフィーユはア・ラ・ミニッツで仕上げるもの
一般の倍はあろうかと思える大きさでショコラ、ヴァニラそれぞれのクリームも
どっしりとして重めでしたが、パイがさっくり軽かったので、
添えられていたボンボンショコラ共々完食しました
その帰り道にはギャラリーラファイエットにも立ち寄って…
万歩計を持ってなかったのでわかりませんが、2万歩近くは、いってるのではないかと思います
よく眠れそう おやすみなさいzzz