2012年9月18日火曜日

タキーレ島

ウロス島からタキーレ島へ、だいぶん気温もあがってきたようで
ボートのデッキにのぼって日光浴?する人もチラホラ
約2時間半ほど…かなり乗りでがありました
 
11:30頃タキーレ島に上陸
スペイン語なまりの早口英語でガイドさんの説明がよく聞き取れなかったので
もういちど聞き返すと…
ここで船を降りてトイレをすませ、どんどんのぼっていくと中央広場にでるので
そこで12:30に集合とのこと
普通の場所ならどうってことない坂道ですが
なんせ階段3段でふうふういってるくらいなのでちょっと心配になりました
帰りは別の桟橋に船をまわしておくのでのぼりたくなければ船に残ってもよいけど…と
 
ここまでやってきてそれもないなぁと頂上をめざしてのぼり始めました
けっこうな傾斜
でも景色は抜群で
はるかボリビアの5000メートルを超える山々がのぞめます
ようやく到着!
と思いきやこれは第一の門…のよう
まだまだ上り坂が続きます
このあたりは段々畑がひろがりぽつぽつと民家も見えてきました
 お土産物を道端で織りながら売る女性
とてもきれいだったけど登るのに必死で見ている余裕はなし
女性はみんなボンボンのいっぱいついたこのような黒いベールをかぶっていました
放牧されている牛や羊もきもちよさそう
(息苦しくはないのかな?)
たぶん100メートル以上は上っていると思うので
もうこのあたりは4000メートル超?
これ全部高山植物!
どんどん民家がふえてきました
ようやく島の中央広場に到着
12:30ギリギリでした
同乗の人々はもう全員到着済み
たしかに若者が多くもしかしたら私たちが一番年上?
広場にはレストラン、お土産物屋さん、教会、役場などが集まっており
一番の高台(頂上)だけあって素晴らしい眺めです
見かけた男性は全員がこんな民族衣装を身につけていました
何をしているのかわかりませんが
井戸端会議をしているような感じ
この帽子がタキーレ島独特のものだそうで
未婚と既婚がみるだけでわかるとのことでした
未婚男性のものは先の部分が白いとか…

あ、左の人の腰あたりでかがんでいる人がそう
ボンボンをたらす方向で花嫁募集中かどうかを区別するようです
こんなふうに大きな荷物をかついで港からのぼってくるのはほとんどが女性
頂上から少しおりて行ったところの野原にタープとピクニックテーブルが置かれていて
そこでランチとなりました
途中の道から村の生活を垣間見ることができます
ちょとからめの前菜とミネストローネスープ、
メインはトルーチャ(マス)かオムレツのチョイス
おしょうゆがあったらもっと美味しく食べられたかも
前にすわっていたイタリア人のご夫婦、
お互い英語がネイティヴでない分わかりやすくて話がはずみました
ランチのあとはボートが待っていてくれる桟橋めざしてずんずん下っていきます
下りは比較的早くおりることができました
水がとてもきれいです
朝行ったウロス島との決定的な違いは
商業的VS自然体
ウロス島の人たちはとてもフレンドリーで手工芸品を売るのも熱心
上陸から離島まですべて手ぬかりなくすすんでいく感じで観光客慣れしており
それはそれでよかったのですが
タキーレ島の方は本当に普通の生活をしているところにおじゃまして
それを一歩離れたところからみせてもらったように思います
 
プーノから40分でチチカカ湖を訪れる観光客のほとんどが立ち寄るウロス島とくらべれば
タキーレ島を訪れる人は少数
それだけに観光だけにたよらずマイペースの生活を守っているよう
いずれにしてもタキーレまで足をのばせてよかったと思っています
帰りの船はみんなおつかれZZZ…
3時間はさすがに遠く
帰りはホテルの桟橋につけてもらうことができたので楽でしたが
到着した時は17:00をゆうにまわっており
日の入りが近づいて急に気温がさがってきました
旅行最後の夜、
少し疲れてはいましたがせっかくだから…とタクシーで町まででてみました
メインストリートは人通りも多くとてもにぎやか
昼車で通った時とはまたちがった表情をみせていました
翌日空港に向かう途中で見つけた小学校
鉛筆をかたどった塀がかわいいです
昼の便でフリアカからリマへ
おかげさまで体調をくずすこともトラブルにあうこともなく無事旅を完結できました
 
リマからの帰国便は真夜中
空港のホテルをディユースでとってもらっていたので
長旅にそなえ、レストもふくめてゆっくり帰り支度をすることができました
 
お菓子に関係ないことなのに、そしてとぎれとぎれになったにもかかわらず
最後まで目を通していただいてありがとうございました
 
こんなふうに旅行のことを書き留めたのは初めて
帰国して1カ月以上たちますが
年齢とともにうすれていく記憶にとどめきれないところを残せたのではないかと思います
 
とっても遠いところですが魅力的な国でした
機会があったらぜひいらしてください
ちょっとしたアドバイスならできるかもしれません
 
 

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